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地球は暴走温室効果の瀬戸際

地球は暴走温室効果の瀬戸際

カオス


(1)カオスは人類の存在認識を根底から変える

こんな事信じられますか、二百年前に木の葉一枚揺れ方が違っていたら、今生きている人は一人も存在しなかった。例えば私というこの存在を例にとって、私の一呼吸や、手の動かし方一つで、百年後の未来の地球では全地球的な規模にまででその影響が広がっており、経済や社会や気候のあらゆる面に至るまで、までその影響はおよんでいるでしょう。現在とるに足らない些細な出来事であって、もその影響力は時間と共に拡大しその影響力は地球的な規模にまで影響を与える事になるのです。もし二百年前この地球上の木の木の葉一枚、その揺れ方またはその落ち方が異なっていたら、現在の私という存在はなかったでしょう。多分今現在生きている全ての人は存在出来なかっただろう。そのかわりに生まれるはずのなかった、全くあかの他人の私やあなたが存在しているでしょう。この事はカオスの理論からは論理的に十分に説明が可能な事なのです。

この存在こそが宇宙最大の奇蹟である事を認識しよう。

存在つまり私やあなたという現象、つまり自省的精神を持つ意識現象はカオス的に見るなら、個々の存在を無力で意味のない存在と 、捉えるのは誤り であり、この地球の未来に私や貴方が何もしないで存在しているだけで、極めて大きな影響を与えているのです。この地球上で起こったどんな些細な事象もその事には意味があり 、過去にその事象が有ったがゆえに、こうして私や貴方がこの世に存在出来るのだという事をなのです。つまり私やあなたという存在は、途轍もない奇跡の積み重ねの上に存在する現象であり 、それ自体この宇宙最大の奇跡的現象
と言えるのです。私たちは、この私達を生み出す事になった、全ての事象に感謝し、注目すべきでしょう。この世に存在する全てのもの、現象に、もっと敬意をはらうべきでしょう。この存在を厳粛なる気持ちで受け止めるべきでしょう。この事はこれからの人類の規範の核となるべき事柄であり、子供たちに連綿と伝えていかねばならない大切な事だと考えるのです。カオスという現象を、その美しい図形や難しい方程式だけに惑わかされる事無く、その現象を私たち人類はもっと深く認識しこれからの人類の価値観の根源とすべきだと私は考えております。私はこの事を貴方のお子さんや、もし教職にあられる方でしたら、貴方の生徒さんに是非ともお教え願いたい。それによってこの事を知った生徒さんが、全く違った認識をもって人生を送る事が出来るでしょう。

(カオス現象にこの様な論理の切り口を開いたのは私が世界で始めての人間でしょう。)

カオスとはどんな現象

カオス現象の最初の発見者はアンリ・ポアンカレ(注)というフランスの学者だそうで、カオス現象は「決定論的システムにおける確率論的振る舞い」、すなわち「法則によって支配されながら法則性のない振る舞い」と学者、研究者は定義している。微分方程式で表現されるこの現象は、普通の関数の場合ある一点が解ればそのは未来は予言する事ができるのだが、変数が数個の単純な関数形で表現されているカオス現象の場合でも、未来がまったく予想不可能な振る舞いをする事がある。そのような関数をカオスといっている。

注(ジュール=アンリ・ポアンカレ(Jules-Henri

Poincare,1854年4月29日ー1912年7月17日はフランスで最も偉大な科学者の一人として知られている。数学、数理物理学、天体力学などの重要な基本原理を確立し、功績を残した。)

ブラジルで蝶が羽ばたけばテキサスで竜巻になる。

そのカオスにおいては初期に定数をほんの少し変えただけでその未来はまったく異なるものになってしまう現象が起こるのです。これをわれわれに分かりやすい表現で言うなら風が吹けば桶屋が儲かるとか、カオスという現象は一部の学者や研究者しか知らなかった言葉なのですが、それを一躍、関係のない我々に一般市民に注目させたのは、ブラジルで蝶が羽ばたけばテキサスで竜巻になる。このセンセーショナルな言葉で有名になりました、このバタフライパワーの発見者はマサチューセッツ工科大学(MIT)の気象学者エドワード・ローレンツが最初の発見者。

宇宙を含めて地球上で起こるで起こる全ての事象は網の目のように繋がっている

現在生命の進化を含めてこの地球上で起こっている現象はカオス的現象です。この地球上の全ての存在や月や太陽あるいは彗星など宇宙的現象をもその変数とするカオス現象と言えるでしょう。この地球で起こる現象は木の葉一枚の動きから海洋や大気の動きまで相互に密接に網の目のように繋がっています。現在生命の進化を含めてこの地球上で起こっている現象はカオス的現象です。この地球上の全ての存在や月や太陽あるいは彗星など宇宙的現象をもその変数とするカオス現象と言えるでしょう。この地球で起こる現象は木の葉一枚の動きから海洋や大気の動きまで相互に密接に網の目のように繋がっています。そして私達人間の体と脳は人類という生物種がが存続している限り続いてゆく現象ですが
その人の脳を存在基盤としている精神は無限の可能性の中から選ばれたこの宇宙でたった一回きりの現象であり極めて微妙な現象であり、この地球上で起こる全てのカオス的現象の影響を受けて誕生したものなのです。

地球で起こっている現象はその要素が無数にある方程式

ここで取り上げているカオスという現象は、変数がせいぜい数個の微分方程式で表される現象です。カオスや複雑系の代表とも言える、天気予報の制度は昔と比べれば格段によくなりました。気象予報等で使用されるスーパーコンピュータでもその計算の元になる変数の数は、数千とか数万の単位ですし、個々の変数は単純な微分方程式のモデルで表現されている。それらの個々の現象が相互に与える影響の計算をスーパーコンピューターで繰り返して計算をする事でカオス的現象の近未来を予報している。しかし現在の最高性能のスーパーコンピューターを長期における予報は不確実性が加速度的に増加し予報は難しく不可能になる。生命の進化等の地球で起こっている現象を説明するとしたらその要素が無数にあるカオスの方程式とも言える

(2)私や貴方がこの世に存在出来る確率はどれ位でしょうか。

発明家小太郎おじさんへの質問

私や貴方がこの世に存在出来る確率はどれ位でしょうか。

一人の人間がこの世に存在出来る確率を計算する前にいくつかの前提となる話をしておきましよう。たいていの人には兄弟がいますね。あまりこの話には関係無いのですが、私の場合三男一女の四人の兄弟がおります。ですから私の場合親子一世代で四人兄弟だからこの世に私が存在出来る確率は四分の一というのが普通の考え方なのでしょうが。

この考え方ははっきり誤りなんですね。
他にも兄弟がおったんです。

それは水子?

いや違うって
他にも数え切れないほど兄弟がいたはずなんです。私達四人の兄弟はそのえ切れないほど兄弟から、奇跡的な偶然によって選びだされた四人の兄弟なんです。
私達に人間の体を構成する細胞は六十兆個と言われている
。その中で精子や卵子の生殖細胞となれる確立は、女性の卵子の場合で数百万個、男性の精子でその生涯で生産される精子の数は一兆個位か。
計算がややこしくなるから適当にきりのいい数字にしましょう。私の母親の胎内で母の卵子と一個と父の精子が結びついて私がこの世に誕生した訳だか、単純に考えて父の精子一個違えは、私がこの世に生まれる事はなく、私とは別の兄弟が生まれていた事になるのは当たり前の事ですね。もちろん私の母の卵子が違っても別の兄弟が生まれていた事になる。

という事は
私の兄弟は母の卵子の数を百万とすると
百万*一兆の兄弟がいた事になる。 щ(゜ロ゜щ)オーマイガーッ!!
現在の地球の全人口が六十億ちょっとで、これなど問題にならないね。
たった一世代でこれだけあるんです。私がこの世に存在する確率は1/10^18つまり一の後にゼロが18並ぶ事になる。人類の歴史を三百万年十万世代とすると、さらにこの後に十万個ゼロが並ぶ事になる。
計算する気力も起こらない数字だ。

この途轍もない数字が「宇宙最大の奇蹟が私や貴方が存在する事」という私の言葉の根拠にもなっております。最新の科学の理論カオスの理論を元に考えるなら、一人の個人の意志や行動は、普通に考えるなら意味を持たないような、ほんの些細な行動や思いといったものが、時間の経過と共にその影響が広がり最終的には全地球的な規模にまで影響が広まりその痕跡が消えてしまう事は絶対にないのです。「理論的には地球が消滅してしまわない限り永劫にその痕跡は残ります」

私達の存在を表すこの途轍もない数字の意味を、単なる存在確率だけを表現する数字とはとらえて欲しくない。
私達の思いや行動
どれ一つとっても未来に影響を与えないものはない。
例えば指一つ動かしただけでも、
その影響で生まれるはずのなかった
無数の命が時間の無い世界から生まれ、
また同時に生まれるはずだった
無数の命が時間のない世界に消えてゆくのです。
過去十万世代の中の一つの世代の精子一つ違っていたら
木の葉の一枚その落ち方が変わっていたら
たぶん今生きている者誰一人存在せず
多分現在に見られる風景さえも変わっていただろう。
それほど私達の存在は微妙かつその影響力は
大きいのです。
最新のカオスの理論の微分方程式はその事を語っています。
この微分方程式は人類の存在認識を
根底から変える事になるだろう。
人類史上において初めて
論理的に数学的に検証する事が可能な認識論を持つ事が出来る。
そこに虚無思想やマルクスの唯物論が
つけいる隙は存在しない。
今ここにいる私達という存在は
大きな意味をもって存在している。
私達の存在こそが未来世界の全ての命の運命を
決定する神として存在する事を知って欲しい。
私が私達一人一人の存在をして
一人の神であり造物主という事の意味はここにあります。

私からのお願いなのですが、
この話を貴方のお子さんや生徒さんに是非お話して欲しい。
この話を正しく理解したら
この世に生まれた事の
意味の大きさを悟る事になるでしょう。
その事は貴方のお子さんの人生を変える事になるでしょう。
子供たちの貴方を見るまなざしが変わるでしょう。


(3)歴史は貴方の思いから始まる。

私達一人の個人の存在は、社会全体あるいは地球全体から見た場合は、その影響力は極めて微々たるものである、その認識は誰しも持つものでしょう。この思いは間違いではないが、それだけでは認識不足です。

カオスの理論によると、カオスとして表現される微分方程式において、その初期定数の僅かな変化が、未来においては極めて大きな変化として、現れる事が知られている。この事をバタフライパワーと言うらしいが、それは2004.09.09 の日記にも書いている。この事は、私達の日常の、些細な思いや行動が未来においては、その影響力は社会全体いや地球的な規模にまで拡大し、その思いや行動の痕跡が残り、その痕跡は永劫に、この地球が存続する限り消える事は無い。この世に存在する全てのものは、密接ながりがりをもちお互いに影響しあっている。そのがりを持たないものなど、この世に存在しないといっていい。

もっと具体的に話をするなら、私達の日常で行われている思考の一つを例にとると、常識的にはその影響力は、私達の頭脳や思考空間以外への影響は考えられないが、その思考の一つが人の記憶に蓄積されそれが後になって、その事が想起され実際の行動となって、外部世界に影響を与える事になる。そしてその影響力は、カオス的な広がりを持ちはじめ社会へ人類社会全体へと、拡大して行く事になるのです。

私達のまこと些細な思いや行動の痕跡は、カオス的には消滅する事無く、私達が消滅した後も、その影響力は永劫に残る事になる。私達の思いや行動で、この世に生まれるはずのなかった、無数の命と魂が生まれ、そしてこの世に生まれる筈だった、無数の命と魂がこの世に痕跡を残す無く消えて行くでしょう。この私という存在は、過去に生きた全ての人のと全ての命と存在の、思考や行動の結果として、私と言う存在が存在する事ができるのです。私たちはこの存在を、厳粛に受け止め認識すべきでしょう。過去に生きた全ての人のと、全ての命と存在に感謝すべきでしょう。そして改めて自分が、この世に存在する意味について、考えて欲しいのです。

人は、この存在は、お金儲けのためにこの世に存在しているのではない。単に子を産み育てるためにこの世に存在しているのではないと言う事。人は、この存在は後に続くまだ見ぬ子達、そして生きとし生きるもの、全ての生命を導く者として存在しているのです。一人の神として、一人の造物主として存在しているのです。

現在多くの人が、自分自身の本来の存在の意味を見出さないまま、自分本位な思考と行動によって、この地球生命圏そのものの存続をも、危機におとしいれようとしています。この暴走温暖化を回避するには、今貴方が行動するしかない。貴方が人として、出来る事をする事でしか、この危機を回避する方法は有りません。新たなる歴史はあなたから始まる。新しい歴史の流れを、生み出すのは貴方です。もう人生ゲームで暇つぶしをしている時間はない。


人が人として生まれてきた事の意味は、
ただ自己のため生きる事ではなく、
もの見えぬ彼らの目に、
口無き彼らの口に、耳無き彼らの耳に、
彼らの心となり、
彼らと共に生きる事に喜びを見いだし、
生きとし生きるもの全ての生命を、
慈しみ導き育む事にある。







ためになりました^^ みっく (*^-^)ノさん
この話はぜひ1/10^18の難関を突破した我が息子に伝えたいと思います。

後半の内容は、大学時代友だちと夜を徹して話したことがありましたので、とても親しみやすく、懐かしい思いをさせていただきました。

(2004.12.26 04:44)

返事を書く
Re:ためになりました^^(12/23) 地球は暴走温室効果の瀬戸際さん
みっく (*^-^)ノさん
>この話はぜひ1/10^18の難関を突破した我が息子に伝えたいと思います。

>後半の内容は、大学時代友だちと夜を徹して話したことがありましたので、とても親しみやすく、懐かしい思いをさせていただきました。
-----
うれしいですね。
あなたのお子さんの人生は変わりますよ、
是非そうして下さい。
(2004.12.26 12:29)



カオス アンドロメダ6594さん
面白いですね(^^)むしろ繋がりのなさを探す方が困難かも知れないですね。おすすめ新着にリンクありがとうございましたm(__)m。どうか、よろしくお願いします。
ところで「カオス現象」について簡単に説明されている本はありますか?もし、ご存知でしたら教えて下さい。正直に言うと、専門的な本は良くわからないので(^^ゞ(2004.09.10 00:11)

返事を書く
Re:カオス(09/09) cotarosanさん
アンドロメダ6594さん
>面白いですね(^^)むしろ繋がりのなさを探す方が困難かも知れないですね。おすすめ新着にリンクありがとうございましたm(__)m。どうか、よろしくお願いします。
>ところで「カオス現象」について簡単に説明されている本はありますか?もし、ご存知でしたら教えて下さい。正直に言うと、専門的な本は良くわからないので(^^ゞ
-----
かなり以前(十年ほど前)に私のテキストの手直しする必要から、
から私もカオスについての本を探したのですが
どの本もめちゃくちゃ複雑でわかりにくい。
これは本物の複雑系かああ~
洒落にもなりませんが、その時買った本が
まだ少しわかりやすかったです。

一応参考までに「複雑系」M.ミッチェル.ワールドロップ著 新潮社
「複雑系とは何か」吉永 良正 著 講談社現代新書
(2004.09.11 18:15)

返事を書く
ありがとうございました。 アンドロメダ6594さん
>一応参考までに「複雑系」M.ミッチェル.ワールドロップ著 新潮社
>「複雑系とは何か」吉永 良正 著 講談社現代新書

明日にでも、ネットで探してみます。絶版になっていないと良いなあ。
実は僕は心理学方面も好きなんです。トランスパーソナル理論とかケン・ウィルバーの「万物の理論」とか聞いたこと、ありませんか?
もちろん、僕も名前を知っている程度ですが(^^ゞ
(2004.09.13 00:59)

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Re:ありがとうございました。(09/09) cotarosanさん
アンドロメダ6594さん
>>一応参考までに「複雑系」M.ミッチェル.ワールドロップ著 新潮社
>>「複雑系とは何か」吉永 良正 著 講談社現代新書

>明日にでも、ネットで探してみます。絶版になっていないと良いなあ。
>実は僕は心理学方面も好きなんです。トランスパーソナル理論とかケン・ウィルバーの「万物の理論」とか聞いたこと、ありませんか?
>もちろん、僕も名前を知っている程度ですが(^^ゞ
-----
私はケン・ウィルバーという名前は記憶にありますが
「万物の理論」著書は記憶にないですね。
関係ないかも知れませんが、
こういうニューエイジ関連の書物は工作舎という出版社が多く出してましたね。
一度調べてみられたらいかがですか。
トランスパーソナル心理学関連の著書は入門書として一冊だけ蔵書として持っております。
これも例のごとく積読となって二十年近くを経過しております。
一応これもご参考までにトランスパーソナル.セラピー入門 吉副伸逸 著 平河出版



(2004.09.13 06:21)

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